屋根工事とひとくちにいっても、工事方法にはいくつかの種類があります。今回は、「屋根塗装工事」、「葺き替え工事」、「重ね葺き工事（カバー工法）」についてご紹介します。

屋根塗装工事

屋根材の傷みが少ないときは、屋根の洗浄と塗装のみでリフォームが完了します。屋根塗装工事はほかの方法と比べ、工期が短く済むのがメリットです。屋根の大きさや天候などの条件でばらつきはありますが、2週間程度で工事が終わります。

費用は塗料の種類によって異なります。アクリルやウレタン、シリコンなどは1缶あたりの料金が安めです。無機塗料や光触媒塗料などは料金が高いものの、耐久年数が10年以上あるとされるため、塗り替えの頻度が少なくなります。

葺き替え工事

屋根を解体し、屋根材や下地、防水シートなどを取り換えるのが葺き替え工事です。ほかの工事と比べると、工期がもっとも長くなります。また、葺き替え工事は費用がかさむ工事方法でもあります。特に廃材の撤去費用が発生するのが、ほかの工事方法と異なる点です。

すべてを刷新する葺き替え工事は、良い状態の屋根を長期間保てるのがメリットです。また、元の屋根が瓦のように重い素材であれば、軽い屋根材に葺き替えることで家への負担も軽減されます。耐震の観点からも、軽い屋根材に交換するのはおすすめです。

重ね葺き工事（カバー工法）

既存の屋根の上に新しい屋根材をかぶせるのが、重ね葺き工事（カバー工法）です。解体費用や廃材の撤去費用がかからず、費用を抑えられるのがメリットです。葺き替え工事ほど工期も長くありません。期間が短ければ、工事にかかる人件費も少なく済みます。

屋根ふたつ分の重みが家にかかるため、かぶせる屋根材は軽いものにしなければいけません。よく使われているのはスレートや金属屋根などです。瓦は耐久性にすぐれているものの重量があるため、かぶせるのには向いていません。

元々の屋根材が傷んでいるときや、カバーに不向きな屋根材だったときは、重ね葺きができないこともあります。雨漏りで下地が腐っていた場合も、重ね葺きが行えません。そういった場合は、葺き替え工事を行う可能性も出てきます。

おわりに

屋根の状態によって、どの工事方法が最適かは異なります。ご自宅の屋根修理についてお悩みの方は、ぜひダイレクトハウスへご相談ください。当社は瀬谷区をはじめ、東京・神奈川エリアの屋根修理を行っています。お電話はもちろん、Webからもお気軽にお問い合わせください。

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